ここ最近の生成AIの勢いが凄い。昨日までできなかったことが朝起きたらできるようになっている。Twitterに毎日新鮮な論文が流れてくる。git cloneしたまま試せていないコードをどうにかする間もなく新しいモデルが公開されていく。進歩が速すぎて、気を抜くとそっちを追いかけることで手一杯になってしまう。
自分の中でも5年前と同じざわつきを感じる。当時はまだ進路が決まっておらず、プロダクト開発とAI関連の研究のどちらにも同じくらい興味があって迷っていたさなかでの大波だった。結局前者の道を選んでいまがある。
個人開発の文脈においても、構想段階で温めている作りたいものを山ほど抱えた状態で、今日の刺激が強すぎるくらいのAIをどう扱うべきか決着が着いておらず悩ましい。明らかにLLMsを使いこなすことに時間を充てたほうが良いだろうが、Non AIな面白いアイデアを見捨てることもできず、うろうろしている。
さらに、世の中のインパクトが大きいものを見続けてしまうと、自分の生活が無視できるほどちっぽけなものに見えてしまうという罠がある。これは間違いで、自分の時間を侵食されてまで観察する必要はない。共生の第一歩が試されている。
0 件のコメント:
コメントを投稿