2023年2月28日火曜日

個人開発のランク付け

メモ。

個人開発しているアプリの格付けを考えてみる。本業での開発をしながらの状態で、AAよりランクが高いものを抱えすぎると生活がきつくなってくることが分かってきた (いまさら感)。どのへんまで増やせるのかは運用の安定度合いによるので一概には言えない。開発歴が深くなりコツを掴めてきたのか、AからAAへの昇格作品が増えてきた。つまり、そろそろ棚卸ししないと新しいネタに取り組めない。
  • AAA: 常用する。動かないと困る。
  • AA: 日常的にドッグフーディングしている。動かなっても数日は耐えられる。
  • A: ときどき使う。娯楽用途が多い。動かなくても困らず、元通りに修正すること自体に楽しみがある。
  • B: ネタ枠。突発的な飲み会やLT大会でデモできたら嬉しい程度のもの。継続性は意識していない。
  • C: 技術検証レベル。

2023年2月27日月曜日

粋なAI (メモ)

とりあえずネタを雑に書き出す。いつか清書する。

  • OpenAIのChatGPTの台頭により、Big Techが焦っている
  • そもそもChatGPTはどこまで予想 (計画) してリリースされたのか
  • Microsoftはどこまで知っていたのか
  • Bing AIのリリースまでの流れは特に焦りみたいなものは見えなかった? 資本も入っているし、事前にだいぶ知っていた?
  • Googleは明らかに焦っている
  • LaMDAの詳細情報がなかなか出てこない。出したくないのか、それともそもそも準備ができていないのか。急遽設定された、主力製品でのAI活用状況を示すイベントも、去年までのGoogle I/Oのネタの再確認にとどまっていた印象だ。3月にLLMsのAPIが提供開始されることしか新情報はなかった。Google Lensのデモ用のスマホの準備ができていなかったなどの準備不足?な一面も垣間見られた。
  • Googleの、特に検索領域での、生成AIの戦略は?
  • TODO: イノベーションのジレンマの考察
  • 広告とChat AIがそこまで相性が悪いとは思えない。検索結果にいくらでも挿入できるので。実際のところ、現状のキーワード検索画面でもチラホラと表示されている。ウェブページに埋め込まれるAdSense広告への流入が減るのが一番痛いのだろうか?
  • ...
  • これまでAIを製品投入するのを避けていたかというと、そうでもなさそう。
  • 表立ってAIを押し出してきたことはあまりなかった気がする。音声認識や翻訳精度の向上、YouTubeの自動字幕、Google Photosのコラージュ、音楽付きアルバムの生成、Gmailでの返事文章の作成支援など、エンドユーザー向けの色んな機能の裏側では確実にAIが動いている。
  • たしかに検索画面での変化はあまり見られなかったかもしれない。しかし、ナレッジグラフの構築や画像検索とテキスト検索の融合 (Multisearchと呼んでいるらしい) など、着実に進化している。AndroidスマホのGoogleアプリで表示されるウェブ情報の推薦精度も賢い。この機能は能動的に検索せずとも良さげな情報を提供してくれる。もちろん広告もぬかりなく含まれている。
  • 一連の研究成果がプロダクト化されるのを見ていて、Googleは「チャットというUIは検索の最適解ではない」と考えているのではないかと予想していた。自然言語を操る高性能のLLMsを所有しつつも、あくまでもインデクシングやランキング、欠損情報の補完などの検索の裏方処理に徹させるだろうと。僕はこれこそがGoogle流の粋なAIの使い方なのだと思っていた。少なくとも、これを安易に「対話」という見せ方でむき出しで使ってくることはないだろうと、そう思っていた。
  • 次に来るのは、ウェブページの閲覧支援機能とでも称した、これまで整理してきた構造化データを検索コンテキストを加味してChromeのサイドパネルで参照できるくらい格好いいものだろうと期待していた。
  • たしかにGPT-3は対話形式で問題解決ができていて凄い威力だとは思うが、妥協なき答えに着地するまでに重ねるコミュニケーションが多すぎると気がする。気の所為だろうか?
  • 社会的責任が大きすぎて、出力を完全に制御できないものを世に出せないまま月日が経ってしまった、という考えには納得できる。しかし本当にそういう責任感があるのなら、いくらピンチとは言え、対抗馬のリリース予告はできないだろう。
  • ...
  • そんなGoogleも間もなく「Bard (吟遊詩人)」という会話型AIで対抗してくる。
  • ChatGPTとBing AIの応答エンジンに焦って局所最適解に小さく留まらないことを願っている。Google+が解体されて写真アルバム機能がGoogle Photosにスピンアウトしたとき、ピチャイ氏がこれまでの方針を転換して、適用範囲を慎重に見極めながらも大胆にAI技術を取り入れたという記事を読んだことがある。
  • 今回の一大事件が起きなかった世界線も見てみたかった。彼が企んではずの、AIが自然に溶け込んだ検索を。

個人的にも、Generative AIの大躍進によって情報検索のあり方が変わるかもしれないと興奮しているが、ちょっと一瞬だけ立ち止まって冷静に評価したい。という話をしたかった。


2023年2月26日日曜日

PR資料をつくるの巻

製品紹介の資料を作ることになった。開発者目線で書けばいいとのことだったので、そこまで難しくないと思っていたが案外うまくまとまらない。結局また徹夜で作業して、ようやく基本の型ができてきたところ。今月中に終わらせたいので、月曜いっぱいを使ってコンテンツを流し込もう。多分これで間に合う。

2023年2月24日金曜日

スヌーズ・ストップ

Pixel 6aのアラーム機能。寝覚めの寝ぼけた状態で「スヌーズ」と「ストップ」ボタンを見分けるのは難しい。最近バージョンアップしてこの表記になった。初見で戸惑い、今もまだ慣れていない。以前のものは気にならないくらいにはうまく使えていた。このUIを使わずに電源の物理ボタンを操作していた気もする。新バージョンではこの操作が効かなくなってダブルで戸惑った。

英語の場合は「Snooze」と「Stop」のようにどちらも「S」ではじまるものの、文字の長さが違うので視認負荷は軽減されていそう。英語圏では問題視されずにそのまま和訳 (愚直にカタカナ表記) されてしまったケースだろうか。

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2023年2月23日木曜日

完徹した

久しぶりに時間を忘れてコードを書いていて完全に徹夜してしまった。翌日も仕事があるというのに! ひとり24時間テレビ状態。26時間連続で起きているのが限界ラインだということが分かった。この時点で勝手に30分寝落ちした。一方でこの程度の仮眠でさらに6時間程度活動できることも判明した。興味深い。おやすみ。

Generative AIとともに生きる

ここ最近の生成AIの勢いが凄い。昨日までできなかったことが朝起きたらできるようになっている。Twitterに毎日新鮮な論文が流れてくる。git cloneしたまま試せていないコードをどうにかする間もなく新しいモデルが公開されていく。進歩が速すぎて、気を抜くとそっちを追いかけることで手一杯になってしまう。

自分の中でも5年前と同じざわつきを感じる。当時はまだ進路が決まっておらず、プロダクト開発とAI関連の研究のどちらにも同じくらい興味があって迷っていたさなかでの大波だった。結局前者の道を選んでいまがある。

個人開発の文脈においても、構想段階で温めている作りたいものを山ほど抱えた状態で、今日の刺激が強すぎるくらいのAIをどう扱うべきか決着が着いておらず悩ましい。明らかにLLMsを使いこなすことに時間を充てたほうが良いだろうが、Non AIな面白いアイデアを見捨てることもできず、うろうろしている。

さらに、世の中のインパクトが大きいものを見続けてしまうと、自分の生活が無視できるほどちっぽけなものに見えてしまうという罠がある。これは間違いで、自分の時間を侵食されてまで観察する必要はない。共生の第一歩が試されている。

2023年2月21日火曜日

ブログはじめます

技術的なことだけでなく、日常生活のあれこれも書いていきます。

よろしくお願いします。

まずはブログテンプレートを探す旅に出ます。
開くたびにデザインが変わっているかもしれませんが、温かい目で見守ってもらえればと思います。

拍手!

2023年2月20日月曜日

新神戸駅 自由亭

舞台観劇の日のお昼に食べたビーフステーキカレー。優勝です。また食べたい。

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新神戸駅からの眺めも貼っておく。ビルの間から遠くが見えて清々しかった。よく見たら劇場の建物も写っていた。

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2023年2月19日日曜日

舞台『新・幕末純情伝』を観た

神戸で、つかこうへい復活祭2023『新・幕末純情伝』を観てきた。櫻坂46の元キャプテンの菅井友香さんが主演の舞台で、欅坂の頃からファンだったことがきっかけで、同じ境遇の友人に誘われて行ってきた。
アイドル時代とはまた違ったゆっかーの圧巻の演技に感動したとともに、幕末の大政奉還の時代の世情がうまく描かれているストーリーにも考えさせられることが多かった。

そもそも大人になってから舞台に行ったことがなかったので、これが初舞台ということになる。開演前に舞台の幕の絵を見ていたら、小学校の社会科の授業の一環で観劇させてもらった記憶がぼんやりと蘇ってきたが、残念ながら内容は思い出せなかった。
どんな顔をして臨めばいいのか分からず若干緊張していたが、想像以上に楽しませてもらった。このような機会をくれたゆっかーと友人に感謝である。

・・・

話は変わるが、去年の年末頃からOpenAIの汎用人工知能が世を騒がせている。ChatGPTやこれのベースになっている大規模言語モデルGPT-3を実際に試してみるとその威力は凄まじい。高度に専門的な事柄には応えられないにしても、標準的な話題であれば遜色のないレベルで人間と会話が成立している。生成される文章の正確性や問題の分割能力にはまだ課題がありそうだが、いずれなんとかなるだろう。

正直なところ (たぶん専門家ですら) 真の実力も原理もよく分かっていないのだろうけど、時代を変えうるインパクトのあるモデルが人類の目の前にやってきた。まさに黒船感がある。仕事そのものが奪われるほど進んだものではないが、仕事を構成する各工程に浸透してくる瞬間は今後増えていきそうだ。プログラムのコードもそれなりに書けるし改善点の指摘もできるらしいので、エンジニアの自分としてもこれをいかに使いこなしていくか考えていきたい。少なくとも、これまでのやり方に固執し続けるのは悪手になるだろう。

最近のAI事情について各所で雑談するなかで、ちょっと大袈裟だろうけど、幕末感があるなぁと思っていた。幕末の時代を過ごしたことはないので確信を持てなかったが、今回舞台を見て振り返ってみてもやはり、あながち間違っていないような気がした。

当面は生成AIの進化は止まらないだろうから、世の価値観が大きく変わって困惑したり、これまで極めてきたことが通用しなくなることへの恐れを感じる場面も出てくるかもしれない。新しい時代を迎えようとしているいまこそ、自分の中で最も大切にしたい軸を見つけて自信を持って挑んでいくべきなのだと思った。


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2023年2月18日土曜日

神戸元町での夜

待ち合わせまで微妙な空き時間ができたので南京町の中華街で食べ歩きです。これはイチオシの焼き豚まん。ひと焼きされているだけでまた違った味わいになりますね。雨が降ってきたけど気にしたら負けです。

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こんなことをしていたせいもあって結局時間ギリギリになりました。たどり着くまであと一歩のところで道に迷って、曲がり角を決定するためと、路地に入った後に店を発見するために二度も二分探索していました。

大学の頃の友人と食事。美味しいビールを飲みました。お酒弱くて一度に多くの種類を飲めないのが悔しい。Sサイズのグラスで限界まで攻めていく。

お洒落なカウンターで最初の一杯をいただく。ビールの味をうまく語れないけど、旨い! そしていい色をしている!

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ピザとソーセージの盛り合わせが来ました。ピザは3等分するよりも6等分するほうが楽。なぜなら分割数が多いほど最後の方で調整が効きやすいから。などと話した挙げ句、等分ではなくただの分割になる、いつもの流れが楽しいのです。ケチャップのニコちゃんマークかわいいですね。

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続いてこちらは長濱ねるIPA。透き通っていて綺麗です。

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本日のメインとなったのは、A Tue Tate Kiwi。アナグラムでWikiビール。これはなんと1瓶9,800円もする超高級ビールです。ひょんなことからカウンターにいたみんなでシェアして飲めることに!やったね!!

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こんなに良いビール、もう二度と飲めないのでは... 貴重な経験でした。

おまけ: hadoopにしか見えない象のイラストのビール

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今日はここまで!

2023年2月12日日曜日

京都タワーサンド PANCAKE ROOM

京都タワーの地下2階のフードコートで美味しいパンケーキ店「パンケーキルーム」を発見した。目玉焼きとベーコン、サラダが添えてある結構がっつりとした食事系のパンケーキプレートを食べられる。ちなみにこういう料理を英語圏では「Pancake combo」と呼ぶらしい。Google Lensで検索したときに教えてもらった。

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目玉焼きにかけるのは醤油かソースか論争があるけれど、パンケーキと一緒に食べるときはメープルシロップの一択ですね。こう考えると、朝食にバタートーストとともに食べるケースでもそう言えるのではないだろうか?

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地下照明とPixel 6aのカメラの相性が悪かったせいか、フリッカー現象が生じているため写真からは伝わりにくいかもしれないけれど、生地がきめ細かくてフードコートの店舗とは思えないほど本格的な料理だった。2枚のパンケーキそれぞれで味付けやトッピングが違っていて、甘さとしょっぱさを同時に楽しめる一皿。また食べたい。

技書博9にサークル参加します

11/25 (土) に開催される第九回 技術書同人誌博覧会にサークル出展します。久しぶりに 東京で 技術同人誌を売ります!! https://gishohaku.dev/ ソフトウェアエンジニアとして生成AI(おもに大規模言語モデル)に慣れるまでの過程で試行錯誤したことや、自作の...