今日もChatGPT APIの話題。
nishio氏のScrapbox ChatGPT ConnectorをScrapboxプロジェクト /daiiz で試してみた。出先で手軽に試せたり、対話の履歴を残したりと便利なのでColabに移植しつつ実行した。とても面白い。
自分がこれまで書き溜めてきた知識をベースにして検索できる。自分の中の人と対話できる感覚。造語に関する質問「GUIコピとは何ですか?」や、超ニッチな研究ネタ「SVGスクリーンショットについて」なども難なく応えられて凄い。(画像をクリックして拡大できます。)
これを活用して、次に自分が書きそうな同人誌を尋ねてみた。まっとうな答えが得られた。2番目の「XMLとXSLの話題」に関しては、SVGスクリーンショットの本で既に書いている。やはり現実性が高い選択肢を挙げられているのではないだろうか。このリストに先の本が載っていないのも興味深い。執筆済みのネタをうまく避けている可能性が考えられる。
「daiizが次に書きそうな本のネタは? 5個挙げよ。」という問いかけに対する結果。
ここまで精度が高いとは思わなかった。コードを読んだ感じだと、基本的には特徴ベクトルの近傍検索がメインぽかった。OpenAIが提供している言語モデルのEmbedding性能が凄まじく良いということだ。検索処理に関して、いくつか工夫を適用してから、もう少しページ数の多いScrapboxでも実験してみたい。
ツールとしてのその他の用途として、飲み会で自分の最近の個人開発のトピックについてスッと出てこないときにも便利そう。ポータブルにして居酒屋でも使えるようにしよう!
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