このエントリはネタバレ無しです。
宮崎駿監督の最新映画『君たちはどう生きるか』を観てきた。個人的には少々難しいところもあったけれど良かったと思う。内容とは関係ない話になるが、そもそもテレビでの宣伝やパンフレットなどによる事前情報が全くない状態で映画を観るという体験が初めてだったのでこれ自体も楽しかった。街でも何も見かけなかったし、僕の行った映画館では館内にすらで大きなポスターやパネルもなかった。
ジブリ映画で印象に強く残っているのは小学生の頃に観た『千と千尋の神隠し』だけど、当時はテレビCMも何パターンも用意されていて、ぼんやりとしたイメージのものから始まり、終盤に放映されるものにかけて、ストーリーが見えてしまうほど具体的なものまで、かなりのバリエーションが展開されていた記憶がある。映画と同じくらいCMもよく覚えている。これとは真逆の思い出を作ってもらった。
館内の映画情報ぽいもので唯一撮れた写真が、シアター入口で案内のために掲示されていたこれです。すでにウェブでも公開されている画像と同じで、最後の最後まで事前情報はゼロだった。SNSでの大共有時代にこれだけしか撮れ高がないとは。
0 件のコメント:
コメントを投稿